☆MISTYのシンママ生活☆

都内在住40代、シングルマザーのMISTYです。子どもたち2人(+ときどきパパ)との生活を、前向きにつづります。

僕が卒所しても@学童

こんばんは、MISTYです♡

 

学童生活を楽しんでいます

子どもたちが大好きな学童。小3息子は、この3月末で卒所になります。

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小1娘は学校のお友達や学童のお友達が大好きで、学童では学校のクラスが違う仲良しのお友達もたくさんできたことが嬉しい様子。
学校ではクラスのお友達と遊ぶことが多いのですが、たまに廊下で学童のお友達とすれ違う時に声をかけたり手を振りあったりするのが、ちょっとしたブームなんだそうです。

一方、小3息子は残り短い学童生活を楽しむ一方で、悩みを抱えているようでした。

 

2年生と対峙して泣いてしまった息子

冬休み中のある日のこと。みんなで外遊びをしようと準備していた時に、2年生の男子がふざけて言うことを聞かず、3年生が注意しても態度を改めなかったようです。それがきっかけとなり、結局楽しみにしていた外遊びが中止になってしまったことがありました。
1年生達はがっかり、2年生は反抗、3年生はイライラ。そんな状況になって、うまくクラブをまとめられなかったことに自責の念を感じ、息子はついに泣き出してしまったようです。
息子は頑固なこともありますが、正義感が強く、3年生になってからは最上級生としての自覚が芽生え、とても頼もしく思っていました。 たまに下級生から怖がられてしまうこともありましたが、伝え方を工夫したり、先生を交えて下級生と話し合いを持ったりしながら、なんとかここまで頑張ってきた息子。その気持ちがプツンと切れてしまい、滅多に人前では泣かない息子がついに涙をこぼしてしまいました。よっぽど悔しかったのでしょう。

学童の先生も驚いて、別室で息子と2年生男子達とで話し合いの場を作ってくれたそうです。

そこで息子は、2年生にこう告げたそうです。

「僕はもうすぐ卒業していなくなる。
そうなったら、みんなをまとめたりするのは、
今の2年生なんだよ。
今の楽しい学童を、2年生たちに引き継いで欲しい。
だから、これからは自分たちがまとめて行くんだっていう
気持ちを持ってくれないと困る」

 

それを聞いた2年生男子は、はっとした表情を浮かべていたようです。
一緒に話し合いに立ち会ってくれた他の3年生男子も、2年生たちに「頼むぞ!」と伝えたんだとか。
後日伺ったところ、学童の先生はそれを見て感動して泣いちゃったとおっしゃっていました^^

 

3年生の間にぐんぐん成長した心

3年生になってからの息子の様子を見ていると、自分で考えて行動するということが増えてきた気がします。学童で遊ぶときも、自分だけが楽しめればいいというわけではなく、みんながどうしたら一緒に楽しめるかを考えるようになりました。
例えばボール遊びをする時も、ボールが苦手で怖いという下級生のためにボールをゆっくり投げてみたり、当てられた子が途中から復活できるようなルールを作ってみたり、一生懸命考えて工夫をしているようです。
また遊び以外の勉強の時間などに雑談している子を注意したり、マスクや手洗いの徹底なども先生と一緒に声がけをしているそうです。

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そして今回の話し合いの一件。
自分が卒業してからの学童のあり方についても思いを馳せていることがわかり、 びっくりするとともに、息子の心の成長ぶりに感動しました。そして、自分の考えを言葉にしてきちんと伝えるということもできたことに、成長を感じました。

頭で考えたことって、それを実際に行動に移すのは大人でも難しいことです。きっと言葉の選び方や声のトーンだったり、表情、色々な所に気を使いながら、息子なりに伝えたはずです。
2年生男子も、それを受け止めてくれた様子だったようなので、いいコミュニケーションがとれたようでした。

 

小学校6年間は長いので、どうしても3~4年生の中学年は中だるみしがち。でも、学童という1~3年生の生活の場があったことで、3年生の1年間ですごく成長を感じることができました

そして、そういう子ども同士の心のキャッチボールができるよう場をセッティングしてくれたり、介入しすぎずに自律を促してくれる先生方は、本当にすばらしいと思いました。

卒所、さみしい。。まだ小1娘がいるのであと2年お世話になりますが、やっぱりさみしい。コロナで卒所式もできないかもしれませんが、残り2か月半で思い出をつくってほしいと思います!