こんにちは、MISTYです♡
昨年買った中古マンション。4月に契約をして引渡が7月末、引っ越してからちょうど半年が過ぎようとした先月下旬に、衝撃的なハガキが届きました。
「不動産取得税のおしらせ」 東京都税事務所より
家屋と土地の合計2通。
!!!!!
そう。不動産を買ってから支払う税金はいろいろありますが、固定資産税ばっかり頭にあって、取得税のことをすっかり忘れていました。。
そして、おそるおそる圧着ハガキをめくると、さらなる衝撃。
なんと、土地と家屋あわせて給与1か月分相当の金額が記載されていたのです…!
不動産取得税とは
土地や家屋を買ったり、土地に家屋を建てたりして不動産を取得したとき、税金がかかります(東京都なら都税)。これが「不動産取得税」です。
わたしの場合、東京都内に築〇年の鉄筋コンクリート造中古マンションの一室を買いました。部屋の登記簿上の床面積は約48㎡、土地も(マンションの敷地面積を戸数&広さで按分したぶん)取得しています。
ということで、取得した土地と家屋について、納税してね、という通知が来ていたというわけです。
納税額は、不動産の課税標準額の3(または4)%。かりに課税標準額が1000万円だったとすると、納税額は30万円。取得時に1回きり払えば済むとはいえ、けっこうな金額で痛いですよね…
そこで、「不動産取得税の軽減制度を受けられないか」と考えました。
不動産取得税の軽減制度とは
不動産を取得した場合で一定の要件を満たした場合、築年数に応じて一定の金額が課税標準額から控除され、結果として納税額が軽減されるというものです。
ざっくりいうと、原則以下の3つをすべて満たせば、控除が受けられます。
① 自分が住むために個人が取得したものか
② 床面積が50㎡以上240㎡以下であるか
③ 耐震基準を満たしているか(昭和57年1月1日以後に新築されたものか)
床面積が50㎡未満だとアウト!?
わたしの場合、①と③はクリアしていましたが、②の「床面積」要件を満たしていなくて諦めかけました。でもでも、都税事務所のHPをよく読むと…
「現況の床面積で判定しますので、登記床面積と異なる場合があります。マンション等は共用部分の床面積を専有部分の床面積割合によりあん分した床面積も含まれます。」
…つまり、登記簿上の床面積が48㎡でも、バルコニーetcをちょっとずつ足し合わせて50㎡以上になればいいってことね。
で、この「現況床面積」ってどうやったら分かるの!?と思い、契約書類のファイルを漁っていたら、ありました。マンションの決済のときに固定資産税の日割り計算をするために、売り主さんからもらった「固定資産税(家屋)評価証明書」に。
現況床面積:54.5㎡
やったーーーーー!!!
ということで、②の床面積要件もクリアしました。
不動産取得税の申告期間は原則60日だけど…
減軽制度の適用を受けるためには、住宅や住宅用土地を取得した日(わたしの場合は売買契約を結んだ日)から原則として60日以内に申請しなくてはなりません。とっくに過ぎている…てゆうか、その時点でまだ引渡しすら受けてない。
ということで、期間は過ぎてしまったものの、猶予してもらえないか電話してみることに。
すいません、不動産取得税の通知が来たんですが、今からでも軽減申請できますか…
あ、ちょっとお待ちくださいね。お名前と通知書番号を教えてください。
○○です。
…はい、軽減申請できますね。
電話口であっさり確認がとれました!
ちなみに、売買契約締結時と今とじゃ、名字も住所も変わってるんです。納税通知書も転送されてきましたし…どうしたらいいですか?
あ、そうみたいですね(登記簿を確認している様子)。登記簿上は今のご住所とお名前になってますので、こちらで確認とれました。ご安心ください。おそらく、名字が変わっていたので今回通知が行ってしまったんだと思われます。通知の発送は2月8日を予定していますので、行き違いになってしまうかもしれませんが、所定の用紙で申請していただければこちらで減税の手続きをしておきますね。
…なるほど、離婚して名字が変わったり、転居した人には、本来は減税の対象になるものも含めて機械的に納税通知書が郵送されている可能性があるってことね。
ということで、担当の人に親切に教えてもらったところ、わたしの場合は以下の4セットをまとめて郵送すれば、不動産取得税は0円で済むことが分かりました!
・ 不動産取得税申告書(様式第41号)←「摘要」欄に軽減を受けたい旨書いとけば、改めて減免申請は出さなくてよいとのこと
・ 契約書の写し
・ 最終代金領収証
・ 住民票
あやうく30万円以上も納税するところでした…
これ、知らずに納めている方がいるかもしれません。還付の手続もあるようなので、不動産を買われた方(とくに離婚や結婚などで色々と変わった方)は所轄の都税事務所に問い合わせるといいかもしれません。