☆MISTYのシンママ生活☆

都内在住40代、シングルマザーのMISTYです。子どもたち2人(+ときどきパパ)との生活を、前向きにつづります。

「みんな仲良く」なんて幻想だ、苦手な人とは無理につきあわなくていいと思っていたけど、娘ちゃんの姿を見て考えさせられた話。

こんばんは、MISTYです♡

 

「みんなで仲良く♬」は理想の押しつけ?

保育園や小学校で「みんなでなかよくしましょう」と言われますが、本当にみんなで仲良く過ごせるのって何歳までなんでしょうか? 

 

いくら子ども同士でも、3歳も過ぎれば波長の合う・合わないって出てくると思うんですよ。友だち関係で思春期にすごく苦労した(と自分では思っている)わたし自身、子どもがもしお友だち関係で悩んだら、

 

「本当に合わない人はどうしてもいるから無理につきあわなくていい、時にはスルーすることも大事」

「友だちなんていなくたって堂々と生きていける」

 

と伝えるつもりです。

 

 

娘ちゃん(4歳)の前に現れた、仲良くしづらいお友だち

 

で。新しい保育園に入って早々に、娘ちゃんが言いました。

 

「わたし、Aちゃんきらい」って。

 

お迎えにいくと涙をうかべて

 

「あのね、Aちゃんがね、娘ちゃんとはあそばないっていったの」

「Aちゃんがね、おひるねのときとなりでねてたらね、娘ちゃんのあしをギューってつねったの」

「このワンピースおきにいりなのに、Aちゃんがね、かわいくないっていったの」

 

…Aちゃんからの仕打ちに涙を流す娘ちゃん。

おお、かわいそうに。そのAちゃんとやら、引っ越してきたばかりの娘ちゃんに意地悪するなんて、かなりの性悪女や。腹立つわあ。

単純なMISTYは、娘ちゃんに「それならAちゃん以外と仲良くすればいいじゃん」とアドバイス。すると、

 

「ほかの子とばっかりあそぶとAちゃんがかわいそうだから、それはしない」

ときっぱり。

どうやら、Aちゃんと仲良くなるための作戦を自分で考えるようです。

 

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えらいなあ。今まで人間関係がこじれたらなるべく波風立たせずにスルーすることばかり身につけてきた、ずるい大人の私。娘ちゃんの決意がまぶしく感じられます。

 

仲良しになることを諦めなかった娘ちゃん

 

そんなある日。娘ちゃんがニコニコして、

 

「きょうね、Aちゃんとおはなしできたよ!」

 

とご報告。何を話したの~? と聞くと、

 

「Aちゃんにね、だいすきだよっていったの」

 

ですって! 仲良くなりたい相手に「好きだよ」と伝えた娘ちゃん。それを聞いたAちゃんは、「なんだよ~」といいながら逃げて行ったそうですが、まんざらでもなさそうだったとか。

好意を寄せてほしい相手に、自分から好意を伝えるとは。なんという高度なテクニック!!

 

 

その後も娘ちゃんは繰り返し「仲良くしたい」アピールを続けて…

そして数日後。ついに娘ちゃんが

「あのね、Aちゃんとおともだちになったの!」

 

とニコニコ報告してくれました!

なんとAちゃんのほうから、「娘ちゃんがすき」と言ってきてくれたそうです!!

 

 

苦手な相手と仲良くすることってすごくエネルギーがいるし、仲良くなろうとしても結果的にうまくいかなかったときのリスクを考えると、最初から諦めてスルーするほうがラクなのですが。ちゃんとぶつかり合って、結果的に仲良しになれた娘ちゃんを、心から尊敬します。

あなたなら、これから先どんな人と出会ったって大丈夫だよ。